子どもが夜なかなか寝てくれないと、寝かしつけにイライラしませんか?
家事も残っている中、寝かしつけに時間がかかると、イライラするし疲れますよね。
そこで、我が家流の20分で寝てしまう寝かしつけの方法を4つ紹介したいと思います。
寝かしつけにイライラしてお困りの方は、参考にされてみてください。
子どもを20分で寝かせる方法-その1-ルーティーンを決める
これはよく聞く話だと思います。
「寝る前に本を1冊読む」「お気に入りのおもちゃにお休みを言って寝室に行く」などのことです。
我が家のルーティーンは「本を読む」ことでした。
しかし、姉妹が増えるにつれて、「私はこの本!私はこっちがいい!」なんて喧嘩が始まり、結局2冊3冊読む羽目になり・・・。
すると、本を読むせいで寝る時間が遅くなってしまい本末転倒!
なので、20時30分を過ぎたら本は読まないと決めています。
それならルーティーンになってない!と思うかもしれません。
でも、我が家では普段の生活の流れが、そもそものルーティーンになっているのかもしれません。
お風呂から上がったら、歯を磨き、髪を乾かす、3人済んだら二階へ上がる。
この流れが定着しているから、本を読んでも読まなくても、二階に上がれたのでしょう。
この定着ができたのは、長女が1歳の頃からテレビをつけずに過ごせていたからかもしれないと思っています。
子どもを20分で寝かせる方法-その2-部屋は真っ暗
基本部屋は真っ暗がいいです。
常夜灯のなどオレンジの光がついているだけで、周りのものが見えてしまうので、子どもはついつい動きたくなってしまうようですね。
一番チョロすけの三女も常夜灯がついてるとゴソゴソ動いてますが、真っ暗にすると見えなくなるからか少し大人しくなります。
しかも、真っ暗にしておく方が、身体の成長にとってとても大事なホルモン、「成長ホルモン」や「メラトニン」が沢山分泌されるよになります。
暗くなったら寝る時間、ということを知ってもらうやめにも、時間になったら、部屋の電気を一つずつ消していくという方法もあります。
我が家ではしていなかったので、この方法を聞いた時はなるほど!と納得しました。
どうしても、怖くて真っ暗は嫌!というお子さんもいらっしゃるでしょう。
その時は無理強いせず、眠ってしまってから真っ暗にすると良いと思います。
子どもを20分で寝かせる方法-その3-部屋は静か
基本部屋は暗くて静かが一番いいです。
隣の部屋から、大きな喋り声やテレビの音が漏れていたら、子どもはなかなか寝付けません。
寝かしつけが終わるまでは、隣の部屋でもテレビと電気を消して静かに過ごし、子どもが完全に眠ってしまってからテレビをつけるよう家族にも協力してもらいましょう。
オルゴールや読み聞かせをしながらの寝かしつけはいい?
オルゴールや眠りにつくための読み聞かせ絵本などを活用する方法もあるかと思いますが、効果があるのは初めのうちかもしれません。
慣れてきたら子どもの目はパッチリと開いています。
オルゴールは、眠気を誘う癒し系の音色ではありますが、スマホや音楽を流す電子機器の電磁波が子供の身体には良くないと思っています。
電磁波は子どもの身体を固くし、眠りを浅くさせてしまうからです。
また、敏感な子だとオルゴールの音ですらうるさく感じる場合があるかもしれません。
読み聞かせ絵本は、我が家でも試したことがあり、2冊持っています。
眠気を誘うように、ゆっくりヒソヒソと時間をかけて読んでいました。
試し始めの頃は効果があったのですが、お話の内容がわかるようになると続きが気になって聞きたくなるようです。
読み終わるまでにかなりの時間を使っていたのですが、読み終えて本を閉じた瞬間に次女と目が合ったのを覚えています。
しかも、読みながら私の方が眠気に襲われて、何を読んでるのか、訳の分からないことを話していたようです。
「ん?ママ今何て言った?」と聞かれて、ハッと目が覚めました。
完全に何を言ったか分かりませんし、何てごまかしていいのやらで精いっぱいな状態です。
子ども相手に恥ずかしかったのを覚えています。
音楽を流すなら、優しく子守唄を歌うのが良いのではないでしょうか。
胎内にいるときから、一番そばで聞いていたのはお母さんの声です。
子どもにとって母親の声が一番の癒なのかもしれません。
背中をトントンしながら、自分の好きな歌を静かに口ずさむだけでも良いでしょう。
私の場合、季節の童謡を春から順に歌ったり、1曲が長めのものをチョイスしたりしています。
(例:「犬のおまわりさん」や「大きな古時計」など)
子どもを20分で寝かせる方法-その4-3つの暗示
この方法は我が家流の見つけ出したやり方です。
部屋を暗くしてお布団に入ってから3つの暗示をかけています。
寝かしつけの3つの暗示とは?
①目を閉じる ②ジッとする ③どこも触らない この3つです。
まるでおまじないを掛けているかのように、静かな声で子どもにささやいています。
①目を閉じる
眠たい時に目を閉じるといつの間にか眠ってしまう時ってありませんか?
これを利用して、寝るために目を閉じる暗示をかけます。
「お目目とじて~。閉じたら眠れるよ~。眠れたら気持ちいいよ~。いい夢見れるかな~。」
というようにボソボソとつぶやきます。
その時に、子どもの鼻筋を軽く上から下になでおろすように触れたり、眉間から眉尻に向かって優しくなでてあげたりすると、気持ちよく暗示にかかってくれるかもしれません。
ただ、つぶやきすぎはうるさくなるので、程よい加減で暗示をかけましょう。
②ジッとする
子どもは眠くなると、声を出したり、クネクネうずうず動き回るときがあります。
保育士時代のお昼寝時、手遊びのように手が動いていた子の手をお布団にそっと入れてあげると、一瞬でクタっと眠ってしまったという経験が何度かありました。
おそらく眠たいけど、「手や身体が動いてしまうから眠れない」という状態だったのかもしれません。
我が家の1歳三女もいつどこで覚えたのか、「気を付け、ピッ!」と言うと、眠たいながらも腕を体にピタッとつけています。
結局動いてしまうのですが、それでも「ジーっとする~」と、軽く体を抑えながらささやいています。
ジッとできるようになると、入眠しやすくなるようです。
③どこも触らない
「どこも触らない」というのも「ジッとする」に似ているところがあるかもしれません。
子どもは眠くなると、身体がかゆくなったり、目をこすりだしたりとソワソワ動きますよね。
眠たくなると、足をボリボリ、顔をボリボリ、鼻をホジホジする我が子ですが、手を軽く握り「どこも触らな~い」と暗示をかけています。
先ほどの通り、眠くなるからソワソワし始め、動くから眠れないのです。
だったら、ジッとするしかありません!
寝かしつけの大事なポイント2つ!
寝かしつけをする上で、とっても大事なポイントは2つです。
生活リズム(寝る時間と起こす時間)を一定にすること、そして根気強く続けることです。
寝る前はテレビやゲーム、スマホなどを見ず落ち着いて過ごし、決まった時間にお布団へ連れていきましょう。
子供の身体には、起きてから14~15時間後には眠くなるような体内時計が備わっています。
6時までに起きたら20時くらいには眠くなるようにできているので、毎朝同じ時間に起こすことの方が大切だったりします。
また、色んな方法を試しても、すぐに変わるものではありません。
本気で生活リズムを変えようと思ったら、最低でも3ヵ月はかかるといわれています。
寝かしつけに成功する日もそうじゃない日もあるかと思いますが、諦めずに続けていくことがポイントです。
最長20分で寝かせる方法まとめ
人間にとって三度の食事より睡眠の方が大事です。
子どもの身体の為にも早く寝かせてあげたいし、残った家事を済ませたいがために寝かしつけに苦労してイライラもしたくないものですよね。
子どもが20分で入眠するために大事なこと4つは、
①ルーティーンを決める
②部屋は真っ暗
③部屋は静か
④3つの暗示をかける(目を閉じる、ジッとする、どこも触らない) です。
試してみたけど、ダメだったということもあるかもしれません。
それは、一人一人生活環境も個性や性格も違うから当たり前のことです。
ダメでもめげずに、いろんな方法を試し、その子に合う入眠方法を探してみましょう。
ときには、洗い物が少なくて済むようにお惣菜を食事にしたり、取り込んだ洗濯物をカゴから出して着るのも良しとしていいと思います。
手を抜きつつ、根気強く寝かしつけに臨みましょう。
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